日なたに置かれた雛が笑って 水槽では鯉が泳ぐ
庭の竹には紙が舞い 小さなモミには飾りつけ
季節はどうした と 問われたけれど
僕には どうしようもなかったんだ。

この場所に 時間なんて ないんだから。

真っ白な空に 自分色の水を一滴
それだけで、そこに世界が浮かぶ
濁って混沌?
君にはそう見えるのかい??
僕にとっては、輝く虹色
思い出、って知ってるかい?
キャンパスは僕だけのもの

新しい紙を取り出してきたら 君はもう持っていた
二人で真っ白な紙を折りたたんで 目を瞑って水を一滴
馬鹿じゃないか と 哂われたけれど
僕等は 気になんてならなかった。

だって彼に 見えるわけがないんだから

真っ黒な世界に 自分色の水を一滴
それだけで、そこに光が生まれる
紅くて甘い?
君にはそう見えるのかい??
僕にとっては、輝く虹色
幸せ、って知ってるかい?
キャンパスは綺麗に染まる

虹色の僕の絵に 君色の水を一滴
それだけで、そこには未知の道
眩しくて不安?
君はそう思うのかい?
僕にとっては、輝く虹色
未来、って知ってるかい?
キャンパスは光を帯びる

二人で描き出した絵は 完成することなく作られる


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後書き  (作:風名 2008.8.30 up:10.1 )

歌詞っぽくをテーマにしてみた第二弾
やっぱり曲募集中

この八月の終わりがけは 何かやたらとかけたんだよ・・・
宿題に追われていた訳ではないけど、運動会があったので
やっぱり現実逃避な風名さんの物書き人生


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