目を瞑った 空が見えた
それだけだった 僕は飛び立つ
光に満ちた世界じゃない
真っ暗闇の世界でもない
中途半端なところに僕は生まれたんだ
右に進めば 左が輝く
下を向いて歩いたら頭に拳骨を喰らった
所詮は全て夢物語 未来の英雄はこう言った
過去と現在に違いはないさ
耳を塞いだ 嘆きが響いた
それだけだった 立ち上がる理由は
道で拾った君の櫛に
統率の取れない自分の意志
笑えない冗談はいつまでも続くんだ
右を護れば 左が殺られる
抱くのと負うのはどっちが大事?
所詮は描き出した偶像 人を喰った彼はそう言った
悪魔と悪夢の違いは何だ?